やけどでシミは残る?やけどの深さと直後のケアが左右します。

熱っ!やけどでシミは残ってしまうリスクは!?

やけどの深さによってはシミが残る可能性があります。

料理をしたり、髪をアイロンで巻いたりと、女性の暮らしには"やけど"は付き物です。
また、多くの女性が、やけどの痛みよりも「シミが残るかも…」という事のほうが気になるものだと思います。

やけどによってシミが残る可能性は、やけどの深さによって変わります。
やけどの深さは、I~III度と酷さによってランク分けされます。

I度熱傷
皮膚が赤くなる程度で水ぶくれにならない最も軽度なやけどです。
シミにならない事も多く、仮にシミが出来ても数日~数週間ほどで消えます。
浅達性II度熱傷
痛みが強く、赤くなった後から水ぶくれが発生します。
やけどが皮膚の奥の真皮まで達しており、患部に赤もしくは茶色いシミ(色素沈着)が残る可能性が高く、放っておくと数年間シミが残り続けることもあります。
深達性II度熱傷
真皮の深い所にまでやけどが達しており、水ぶくれの下の皮膚の色が白くなります。
マヒしており、逆に痛みは軽度になります。
もはやシミどころではなく、やけどによる痕が残る可能性があります。すぐに病院にいきましょう。
III度熱傷
皮膚全層にまでやけどが達した状態で、最も重い症状です。
痛覚が完全に失われており、皮膚の色は茶色もしくは壊死して白っぽくなっています。
こちらも当然シミどころではなく、患部がケロイド状になってしまう事もあります。

以上の事から分かるように、深達性II度熱傷~III度熱傷は、シミどころではなくなります。
今回は、シミで悩む事になるI度熱傷~浅達性II度熱傷の方に向けたシミの症状と対処法を紹介します。

やけどによるシミはしつこく残り続けます。

『浅達性II度熱傷』つまり、強い痛みがあって、水ぶくれができる程度のやけどではシミが残る可能性が強くなります。
やけどのシミは一度できるとしつこく、赤いシミが数年間にわたって残り続ける事もザラにあります。

普段は消えていても、お酒を飲んで赤くなった時に、過去のやけどのシミが浮かび上がるというような事もあります。

やけど跡のシミは、やけどの刺激で分泌されたメラニン色素が、色素沈着を起こしている状態です。
皮膚が赤い間に紫外線を当ててしまう事で、さらにシミが消えにくくなりますので、患部への紫外線対策は欠かさないようにしましょう。

やけどによるシミへの対処法

少しでもやけどのシミを残さない為にできることは?

やけど跡のシミを残さない為にも、やけどをした直後の処置が大切になります。
特に以下の2点は必ず実践しましょう。

1.すぐに水で冷やす

シミを残さない為にも、やけどをしたら何よりも先に、水で冷やす事を考えましょう。
水道から優しく水を出し、流水で10分程度冷やし続ける事で、やけどが深くなるのを抑えてシミを残りにくくする事ができます。やけどしてから、早ければ早いほどシミに対する効果が高いので、一刻も早く冷やすようにしましょう。

2.湿潤療法

やけどへの効果的な処置方法として、近年推奨されるようになったのは、"湿潤療法(しつじゅんりょうほう)"と呼ばれる処置です。湿潤療法とは、やけどなどで出来た傷を、あえて湿った環境におく事で、細胞の自己治癒能力を高めるといった方法です。

従来までの傷の処置は薬で"消毒"して、ガーゼで覆って"乾燥"させるというものでした。しかし、それらは逆に細胞を傷める事に繋がるのだと、近年の研究で分かってきたのです。市販で売られている『キズパワーパッド』などを用いれば簡単に行えますので、シミを残さない為にも湿潤療法を用いましょう。

シミが残ってしまった場合には治療が必要

やけどによるシミはいずれは消え行くものですが「一刻も早くシミを無くしたい!」という場合には治療が必要になります。皮膚科ではレーザー治療なども行っていますが、それなりに費用もかかるしリスクもあります。

自宅で簡単に行える治療法としては『トレチノイン・ハイドロキノン療法』が挙げられます。
『トレチノイン』と『ハイドロキノン』という成分を用いたクリームタイプのお薬による治療で、肌の新陳代謝を高める作用とシミを漂白する作用によって、やけど跡のシミの回復を急速に早めます。

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